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江戸時代の外国語勉強法ー激動の幕末・明治を生きた日本人群像・鍋島直正公伝(久米邦武著)を読む(4-19-59)

江戸時代の外国語勉強法ー激動の幕末・明治を生きた日本人群像・鍋島直正公伝(久米邦武著)を読む(4-19-59)

第4編 開国の初期
第20巻 陸海軍とオランダ・アメリカとの条約改正
第59章 陸海軍改革のおこり(安政3年 1856年 43才)

江戸時代の外国語勉強法

・正月、幕府は、オランダ書物を教える「洋楽所」を設立した。しかし名前が悪いと言って、「蕃書取調所」と改めた。これは、水戸斉昭、林大学頭らが、横文字を忌み嫌い、西洋知識の普及は、キリシタン思想を伝え、自然とわが国民性を根本から喪失させると排撃したためであった。
そのため、オランダ書物の出版も、キリシタン布教に関する語句は削除することとなり、科学以外の政治、法律、歴史、文学などの文化系知識は、ほとんど禁止されたと同じであった。

・外国語(オランダ語)の授業
まず、入門は文法を習い、次に読解である。
読解は、まず一語を読んで、それに訳をつけ、漢文に返しを付けて日本語に直すのと同じように和訳を付ける。そして、通じて訳す。
この蘭学学習者の中に、大隅重宣、江藤新平らがいた。オランダ書物から広く世界の知識を得ようとした。西洋の日進月歩は、漢学を時代遅れにしてしまった。

・なお、長崎の通訳は、家伝として、他人に教えるのを許さなかった。

(コメント:ブログ主の英語勉強法は、幕末の勉強法から、進歩してません。漢文の返り点こそ付けませんが、あたまの中で付けていて、後ろの関係代名詞から訳し、前の主語・動詞にかえって、ようやく文全体の意味がわかるというもので、全く進歩しないです。)

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