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鍋島直正死去ーー幕末・明治を生きた日本人群像・鍋島直正公伝(久米邦武著)を読む(6-34-100)

第6編  大政維新
第34巻 公の薨去(こうきょ)
第100章 公亡くなり東京麻布に埋葬す(明治4年ー1871年 58才)

・直正公は、正月18日、亡くなる。毛髪は、佐賀春日山に分葬する。

(コメント:長編でしたが、現代日本人にとって、読む価値は十分あります。同じ、長崎警備を担当していた福岡藩が、幕末・明治にかけて活躍せず、佐賀藩が活躍した理由、その後、佐賀県の活躍がなくなり、福岡が九州の中心となった理由を考える材料にもなります。この紹介ブログが少しでもお役に立てれば幸いです。
・鍋島直正の活躍の原動力となったのは、思うに、幼少期、品川で、これから藩主となろうとしていたのに、佐賀への帰郷を高利貸しに妨げられるほどの貧乏が、その後の財政健全、富国強兵への動機となったのではないでしょうか。
・また、幕末、明治の人々への評価も、現代のTVで報道されるのとはかなり違い、同時代に生きた人々の評価として興味深いものがあります。

さらに、この膨大な長編歴史書・伝記が、著者久米邦武の手により、何と82歳の時に出版されたのも、驚きです。今はやりの、人生100年總活躍の見本みたいです。現在のようなパソコンがない時代に、詳細な索引、年表も作成され、別巻として付いています。これを作成するだけでも大変な作業です。敬服の一言です。)
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