アメリカ家族法から学ぶ面会交流
日本とアメリカは、歴史、文化、宗教、構成民族等も違います。法律も、日本は1つの法律ですが、アメリカは、連邦制で、州ごとに法律が定められています。したがって、日本で民法という1つの法律があるのと違って、アメリカでは 1つの家族法があるわけではなく、州ごとに家族法があります。しかし、州ごとに家族問題の裁判管轄が違っていたりすると混乱しますので、モデル法としての統一家族法典があります。面会交流に関して言えば、子の扶養・監護手続きに関する統一法(Uniform Child Custody Jurisdiction and Enforcement Act)があり,各州がこれを採用すれば、採用した州は同じ法律を持つことになります。 このように、日本とアメリカは、いろんな面で異なっています。