労働 「ふくおかの統計」から見た福岡市の現状(2015.1~2016.8) yama-da 2015年3月15日 「ふくおかの統計」2015年1・2月号と2016.8月号を読んでみました。 1,全国的に、人口が増えてるのは東京都で、その次に、福岡市と川崎市で、それぞれ約1万2千人余りは増えています。→2016年は、福岡市は2万人増加。 ・福岡市以外の福岡県からの転入と転出が多く、また関東からの転入と転出が多いです。これは、福岡市に働く場所や学校があるからなのか、逆に言えば、福岡市外には働き場所や学校が少ないということでしょう。 工場というものがあまりありません。どこに行ったのでしょうか。中国・タイ・ベトナム等でしょう。 なお、北九州は、なんと1年で約5000人減っています。小さな村がなくなったようなものです。→2016年は、1200人減少。 福岡市外の市町村に行くと、年寄りが多く、若い人はほとんど目にしません。働く場所も学校も少ないからでしょう。→田川市は、2000人減少!。どうなるのか? ・また、関東からの転入と提出が多いのは、福岡に支店があるためでしょう。地元企業が福岡から東京に進出すると言うよりは、東京の企業が福岡・九州に進出してきているということでしょう。札幌市と同じ支店経済です。 地場の岩田屋、ベスト電器なども関東の企業に支配されてしまいました。天神を見ても、地場の企業の看板は少ないです。西鉄、九電、西部ガス、福岡銀行などがあります。 これらの会社の1部は、規制によって守られている企業です。 2,福岡県には、自動車の工場もいくつかあります。頭脳なき工場と言われているように、九州の工場にそれほど権限があるわけでありません。福岡県に広いまとまった土地があり、人件費も安く、中国、韓国や東南アジアから部品を輸入するのに便利だということでしょう。これらの工場の生産体制は、本社の意向でどのようにでもなります。 3, 65歳以上の人口は約2割です。 ・単身世帯が増えています。 ・女性を100とした場合、男性は90で、女性が多いんです。男性が多いとばかり思っていました。 4,外国人は、約2万8,000人で、中国人は約1万1,000人、韓国朝鮮人は約6,000人、続いて多いのが、意外にもネパール人で約3,000人、ベトナム人は約2,000人です。語学留学生が多い気がします。福岡のインド料理経営者はネパール人が多いのでしょう。 5,福岡県内の労働者の平均賃金は 最も高いのが電気、ガス、水道業者で約44万円。 続いて、情報通信業が約38万円。 金融業が約34万円 製造業は約28万円 卸小売業が約24万円 となっています。九電とかは、今年はベースアップはないと報道されていましたが、もともと高いんです。福岡は商業の町と言われていますが、スーパーとかの小売業は賃金は安いんです。パート社員が多いからなのでしょうか。 共有:クリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます) No related posts. ← 悲しき子の奪い合いーある未成年者誘拐刑事事件( 最高裁平成18年10月12日) 中国の判決は,日本で強制執行できますか。 →